~社名に込めた想い~

🐧ぺんぎんに込めた想い🐧

学生時代、大阪市内にあります知的障がい者更生施設へ実習に行かせて頂きました。その実習でのエピソードが社名の由来となっております。

約一ヶ月間お世話になりまして、自閉症のAさんを担当させて頂きました。
初めての事だらけで何もわからず、がむしゃらに関わらせて頂きましたが、普段からずっと走り回られて多動性が強いAさん。コミュニケーションを図る事が全く出来ませんでした。
どう関わらせて頂けば良いのか考えながら過ごしましたが、気が付けば実習も終わりへと差し掛かっていました。
最終日、天王寺動物園へ外出する行事に参加させて頂きました。
担当のAさんと一緒に園内を見学していましたが、様々な所へ走って行かれてついて行くのに必死でした。普段から走り回られて何かに対して立ち止まる事がないのですが、立ち止まって何かをずーと眺めておられました。

それが、ぺんぎんでした。

ずっとぺんぎんを眺めておられるAさんを見て色々と考えました。「ぺんぎんが好きなのかな?」「走り回られて疲れたのかな?」「喉は乾いていないかな?」「普段から何で走られているのだろう?」
様々な事を考えて気持ちが寄り添えた気がしました。
行動や出来事だけ見るのでは無く、それが「何故なのか?」「どうしたんだろう?」「お手伝い出来る事はないのかな?」相手の考えに寄り添い、一緒に考える事が大切だとぺんぎんを通じて学ばせて頂きました。
僕自身の原点であるこの気持ちを社名とさせて頂きました。


🐧ふぁーすとぺんぎんに込めた想い🐧

「ファーストペンギン」とは、集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。転じて、その“勇敢なペンギン”のように、リスクを恐れず初めてのことに挑戦する精神の持ち主を、米国では敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼びます。
ペンギンは、多くの個体が隊列を組んで氷上を移動したり、エサの魚を囲い込んで捕食したり、つねに群れで固まり集団行動をとることで知られますが、実はそのペンギンの群れには、特定のリーダーがいません。例えば、群れに何らかの危険が迫った場合は、いち早く察知した1羽の後に続くことで、まわりもいっしょに難を逃れます。強いボスやリーダーではなく、“最初の1羽”に従うのが彼らの集団行動の特徴なのです。
この習性は、ふだん陸上で過ごすペンギンたちが、エサの魚を採るために海へ入るときにも発揮されます。集団性が強いので、群れの中の誰かが海に入るまでは、みんな氷上にとどまって動きませんが、誰か1羽でも先陣を切って飛び込めば、後に続けとばかりに次々と海に入っていくのです。そこにはシャチやトド、オットセイなど、恐ろしい天敵が待ち受けているかもしれません。生命の危険を顧みず、真っ先に飛び込んだペンギンは、身をもってその海が安全であると仲間に示します。

この業界の様々な事に、勇気をもって飛び込み、リスクを恐れず初めてのことに挑戦する!
その思いを込めています。